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忘憂ノート

社会学・教育社会学や社会科指導について。趣味のことも。

情報科教員のこと

最近・・・といっても少し前になりますが、興味深い記事を見つけました。

mainichi.jp

日本における情報科の実態がまさにこれです。
ワード、エクセルやパワーポイントといった基本的なソフトウェアに関すること以外で、より専門的な知識や技術を兼ね備えていない教員が授業をしているという見方ができます。このニュースに掲載されている電気通信大学の中山泰一氏らの調査結果で分かった専門外の3割の教員が全員そうであるという乱暴な解釈はできませんが、中山氏が述べるように日本における情報科の「軽視」は僕も感じています。

そもそも「情報科」という科目整備が施されて日が浅いです。急ごしらえで整備したため、最初は夏休みの短期間講習を受ければ副免許として交付されていました。スタートからそのような形式で実施されたのも、アメリカやその他もろもろの国で情報教育が盛んになっていて、日本も遅れないようという焦りがあったのではないかと個人的に考えています。そのような急ごしらえの「手探り状態」が今も続いており、結局情報科は形式的に専門外教員が教えているのではないでしょうか。

SNSやインターネットを介した犯罪やトラブルは増加傾向にあり、情報モラルをいかに教えるかは情報科に限らずとも教員全員で考え教えていかなければいけないことですが、特に情報科ではそのような事柄を学習してもらう絶好の機会であるといえるため、情報科はもっと積極的に授業整備していかなければいけないと感じています。
ワード、エクセルやパワーポイントが使えたらそれでいいという世の中ではなくなってきているのが現実です。